2014年1月25日土曜日

認証付きproxy経由でyumとwgetを行う方法

社内ネットワークからインターネットへ接続する場合、認証付proxyを経由しなければならないケースが
多々あります。ブラウザの場合はproxyサーバをインターネットオプションに設定し、ID/Passwordを
入力すれば問題ありませんが、yumやwgetを利用する場合は、デフォルトだと入力するタイミングが
ないためブロックされてしまいます。これを回避する方法をまとめます。

OS: CentOS 6.5 (64-bit)
ProxyServer Hostname: proxy.tanyao.com
ProxyServer Prot: 8080
認証付きproxyのID(仮): ty201401
認証付きproxyのPassword(仮): secret


■yumの認証付きproxy対応設定

/etc/yum.confの最下行に下記を追記。
[root@cent65 ~]# tail -2 /etc/yum.conf
# Add Proxy
proxy=http://ty201401:secret@proxy.tanyao.com:8080/
proxy=http://[ID]:[Password]@[ProxyServer Hostname]:[Port]/
これで通常通りyumコマンドの操作が可能です。


■wgetの認証付きproxy対応設定

/etc/wgetrcを編集する方法もありますが、ここでは環境変数に設定する方法を紹介します。
[root@cent65 ~]# export http_proxy="http://ty201401:secret@proxy.tanyao.com:8080"
export http_proxy="http://[ID]:[Password]@[ProxyServer Hostname]:[Port]"
これで通常通りwgetコマンドの操作が可能です。


こちらの情報が何かのお役に立てましたら幸いです。サイト継続ご協力のほどお願い致します。m(_ _)m

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