VMware ESXi で仮想ディスクを作成し、LinuxOS上でext4でフォーマットして利用する手順です。 1) VIClientにて仮想ディスク追加 2) fdisk実行 3) ext4でフォーマット 4) ファイルシステムチェック 5) マウント ESXi: 5.0.0 OS: CentOS 6.5 (64-bit)
■仮想ディスク追加
追加ボタンをクリック。
参照ボタンからデータストアを指定。
## Linux上で確認
OS起動中にVIClienにて仮想ディスクを追加することは可能ですが、再起動するまでは認識されません。
[root@centos65 ~]# df -hT Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/vg_centos65-lv_root ext4 27G 4.4G 21G 18% / tmpfs tmpfs 940M 80K 940M 1% /dev/shm /dev/sda1 ext4 485M 39M 421M 9% /boot [root@centos65 ~]# ll /dev/sd* brw-rw----. 1 root disk 8, 0 3月 30 08:15 2014 /dev/sda brw-rw----. 1 root disk 8, 1 3月 29 23:15 2014 /dev/sda1 brw-rw----. 1 root disk 8, 2 3月 30 08:15 2014 /dev/sda2 [root@centos65 ~]# [root@centos65 ~]# reboot※再起動すると追加した仮想ディスクのデバイスファイルが作成される。
[root@centos65 ~]# ll /dev/sd* brw-rw---- 1 root disk 8, 0 3月 30 11:12 2014 /dev/sda brw-rw---- 1 root disk 8, 1 3月 30 02:12 2014 /dev/sda1 brw-rw---- 1 root disk 8, 2 3月 30 11:12 2014 /dev/sda2 brw-rw---- 1 root disk 8, 16 3月 30 11:12 2014 /dev/sdb ←ココ [root@centos65 ~]#
■fdisk実行
ヘルプを表示したり領域を確認したりしていますが、実際に行うことは、 n 新たに領域を作成する p 基本パーティション (1-4) ←設定はデフォルト選択 w テーブルをディスクに書き込み、終了する 上記だけです。
[root@centos65 ~]# fdisk /dev/sdb デバイスは正常な DOS 領域テーブルも、Sun, SGI や OSF ディスクラベルも 含んでいません 新たに DOS ディスクラベルをディスク識別子 0xb5139ff6 で作成します。 あなたが書き込みを決定するまで、変更はメモリ内だけに残します。 その後はもちろん以前の内容は修復不可能になります。 警告: 領域テーブル 4 の不正なフラグ 0x0000 は w(書き込み)によって 正常になります 警告: DOS互換モードは廃止予定です。このモード (コマンド 'c') を止めることを 強く推奨します。 and change display units to sectors (command 'u'). コマンド (m でヘルプ): m コマンドの動作 a ブート可能フラグをつける b bsd ディスクラベルを編集する c dos 互換フラグをつける d 領域を削除する l 既知の領域タイプをリスト表示する m このメニューを表示する n 新たに領域を作成する o 新たに空の DOS 領域テーブルを作成する p 領域テーブルを表示する q 変更を保存せずに終了する s 空の Sun ディスクラベルを作成する t 領域のシステム ID を変更する u 表示/項目ユニットを変更する v 領域テーブルを照合する w テーブルをディスクに書き込み、終了する x 特別な機能 (エキスパート専用) コマンド (m でヘルプ): p ディスク /dev/sdb: 17.2 GB, 17179869184 バイト ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 2088 Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク識別子: 0xb5139ff6 デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム コマンド (m でヘルプ): n コマンドアクション e 拡張 p 基本パーティション (1-4) p パーティション番号 (1-4): 1 最初 シリンダ (1-2088, 初期値 1): 初期値 1 を使います Last シリンダ, +シリンダ数 or +size{K,M,G} (1-2088, 初期値 2088): 初期値 2088 を使います コマンド (m でヘルプ): w パーティションテーブルは変更されました! ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。 ディスクを同期しています。 [root@centos65 ~]#
■ext4でフォーマット
ext4の特徴は、
・最大1EBまでのボリュームサイズと、最大16TBまでのファイルサイズをサポート。
・日付範囲はext3より拡張され、1901年12月14日から2514年4月25日となった。
・タイムスタンプがナノ秒をサポート。
[root@centos65 ~]# mkfs -t ext4 /dev/sdb1 mke2fs 1.41.12 (17-May-2010) Filesystem label= OS type: Linux Block size=4096 (log=2) Fragment size=4096 (log=2) Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks 1048576 inodes, 4192957 blocks 209647 blocks (5.00%) reserved for the super user First data block=0 Maximum filesystem blocks=4294967296 128 block groups 32768 blocks per group, 32768 fragments per group 8192 inodes per group Superblock backups stored on blocks: 32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208, 4096000 Writing inode tables: done Creating journal (32768 blocks): done Writing superblocks and filesystem accounting information: done This filesystem will be automatically checked every 24 mounts or 180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override. [root@centos65 ~]#
■ファイルシステムチェック
[root@centos65 ~]# fsck /dev/sdb1 fsck from util-linux-ng 2.17.2 e2fsck 1.41.12 (17-May-2010) /dev/sdb1: clean, 11/1048576 files, 109841/4192957 blocks [root@centos65 ~]#
■マウント
[root@centos65 ~]# mkdir /data [root@centos65 ~]# mount /dev/sdb1 /data [root@centos65 ~]# ll /data 合計 16 drwx------ 2 root root 16384 3月 30 02:23 2014 lost+found [root@centos65 ~]# df -hT Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/vg_centos65-lv_root ext4 27G 4.4G 21G 18% / tmpfs tmpfs 940M 72K 940M 1% /dev/shm /dev/sda1 ext4 485M 39M 421M 9% /boot /dev/sdb1 ext4 16G 172M 15G 2% /data [root@centos65 ~]#※/etc/fstabに記載していないので再起動するとマウントは解除されます。
仮想ディスクをext4で追加することができました。お疲れ様でした。
■マウント解除
[root@centos65 ~]# umount /data [root@centos65 ~]# df -hT Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on /dev/mapper/vg_centos65-lv_root ext4 27G 4.4G 21G 18% / tmpfs tmpfs 940M 72K 940M 1% /dev/shm /dev/sda1 ext4 485M 39M 421M 9% /boot [root@centos65 ~]#
こちらの情報が何かのお役に立てましたら幸いです。サイト継続ご協力のほどお願いいたします。m(_ _)m
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