2012年1月21日土曜日

Windows Server 2008 R2 Active Directory インストール

Windows Server 2008 R2 に Active Directoryを設定する手順をまとめてみました。
主な設定項目は下記。
・OSバージョン: Windows Server 2008 R2 Standard
・ドメインの機能レベル: Windows Server 2008
・フォレストの機能レベル: Windows Server 2008
・コンピュータ名: win2k8r2-ad01
・DNSドメイン名(Active Directoryドメイン名): kuitan.net
・NetBIOSドメイン名: KUITAN
・DNSサーバ・アドレス: 127.0.0.1(ローカル・ループバック・アドレス)


■コンピュータ名とNetBIOSドメイン名の設定
コントロール パネル → システムとセキュリティ → システム → システムの詳細設定 →
コンピュータ名タブ → 変更ボタン

■IPアドレスとDNSサーバ設定の変更
コントロール パネル → ネットワークとインターネット → ネットワーク接続 →
Local Area Connectionのプロパティ → インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)のプロパティ
DNSサーバのアドレスに自分自身を指すように設定する。

■Active Directoryウィザードによるインストール
スタートメニュー → ファイル名を指定して実行 → 「dcpromo」と入力
後は画面キャプチャ参照
(※補足)DNSサーバが見つからないので、上記のようなメッセージが表示されているが、[はい]を選択して先へ進めて問題なし。
-- 概要 --
新しいフォレストの最初の Active Directory ドメイン コントローラーとしてこのサーバーを構成します。
新しいドメイン名は "kuitan.net" です。これは新しいフォレスト名にもなります。
ドメインの NetBIOS 名は "KUITAN" です。
フォレストの機能レベル: Windows Server 2008 R2
ドメインの機能レベル: Windows Server 2008 R2
サイト: Default-First-Site-Name
追加オプション:
  読み取り専用ドメイン コントローラー: "いいえ"
  グローバル カタログ: はい
  DNS サーバー: はい
DNS 委任の作成: いいえ
データベースの場所: C:\Windows\NTDS
ログ ファイルの場所: C:\Windows\NTDS
SYSVOL フォルダーの場所: C:\Windows\SYSVOL
DNS サーバー サービスはこのコンピューターにインストールされます。
DNS サーバー サービスはこのコンピューターに構成されます。
このコンピューターは、この DNS サーバーを優先 DNS サーバーとして使用するように構成されます。
新しいドメイン Administrator アカウントのパスワードはこのコンピューターのローカル Administrator アカウントのパスワードと同じものに設定されます。
これにてActive Directoryのインストールは無事完了。
以後、ドメイン・コントローラには、ローカル・ユーザー・アカウントはないので下記のようにドメイン名\アカウントで接続する。

サーバーマネージャーでActive Directory のデフォルトユーザ等を確認すると下記のようになっています。

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